一本松エール
“一本松エール”のレシピを手がけたのは「陸前高田マイクロブルワリー」。
プロジェクトスタートから10年という歳月の中で、交流を深め関係を育んできた陸前高田の街に、2020年に誕生したクラフトビール醸造所です。
その仕上がりは、IPAならではのホップの強い香りと苦味を生かしたグラッシーさと、松の香りと微かな柑橘の香りが爽やかな、今年限定の味となりました。
鼻から抜けるその香りで思い出させてくれるのは、かつてあった松林です。
被災地の方々は、現在進行形で新しい街を作るために尽力し続けています。
悲しい記憶は決して消えませんが、前を向いてその歩みを止めることはありません。
そんな被災地に対して私たちはどんな関わり方ができるのでしょうか。震災や復興支援との新しい関係性や、今の陸前高田に関心を持つ一つのきっかけとして“一本松エール”が世界中の人に愛されますように。
- 品目:発泡酒
- 原材料名:麦芽(イギリス産),ホップ,カラギナン
- 内容量:500ml
- アルコール分:5.5%
(※内100円が「高田松原を守る会」に寄付されます。)
コップは別売 ¥880(税込)。
(※内100円が「高田松原を守る会」に寄付されます。)
2022年4月1日より陸前高田マイクロブルワリー
オンラインショップにて発売。
募金先
一本松エールの募金先である、高田松原を守る会は、2006年3月、陸前高田市と高田松原を愛する市民ボランティアが一緒になって発足しました。この会は、江戸時代の松植栽の先人の意思を大切にし、国立公園や国の名勝に指定されている白砂青松の高田松原を守り育てる活動を進めてきました。
しかし、その高田松原が、2011年3月11日の東日本大震災によって、奇跡の一本松を残して壊滅してしまいました。悲しく残念で、大変なショックな出来事を受け、陸前高田市にはなくてはならない高田松原の再生を目指して、震災直後となる2011年4月から動き出しました。
2015年8月6日には、特定非営利活動法人高田松原を守る会としての登記を完了し、現在活動中。岩手県や陸前高田市と連携し、支援してくださる多くの皆様のご協力を得て、2017年から高田松原に新しく松苗植樹を開始しました。
同年に約3,000本、翌年には約3,500本の松苗を植樹しました。2019年も約3,500本の松苗を植樹し、高田松原の再生に向け活動しています。
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『多くの人にクラフトビールの楽しさを知って貰いたい!』をモットーに活動しています。