毎回、ビールにまつわるさまざまなコラムを掲載している当サイト。
今回でビアパブ開業プロジェクトも早くも7回目となりました。
前回からいよいよ具体的にお店づくりがスタートしましたが、業者の選定をして予算面での折り合いがついたら、いよいよ工事着工です。
工事が始まる前の「現地調査」が重要!
工事予算はあくまでも概算なので、工事進捗途中で思いもしない工事が発生し、予算を超えてしまうことがあります。
なのでそこで大切になるのが業者の現地調査です。
工事が進む前にしっかり現地調査の時間を確保してもらいましょう。
まわりのお店、工事現場への配慮が大切!
次に業者が出してくるスケジュールを確認し、そこからオープン予定日を決めます。
工事予定表ができたら、同じビルに入っているほかのテナントの方に手土産をもって挨拶に行っておいてください。
オープン後に他のテナントといい関係を築けるかどうかはお店を継続して運営していく上で非常にポイントになります。
関係が崩れてしまうと、売上を上げる事に集中できなくなり、お店を維持運営していく中で多大なストレスになります。
逆に、一緒にお店とそのエリアを盛り上げていく仲間として、いい関係性が築ければおのずと営業もうまくいくはず!
トイレが壊れたり、詰まったりしたときにお互いに助け合えるので、仲良くしておくメリットはあります。
また、工事が順調に進んでいるかも逐一チェックしましょう。
見に行くついでに、現場の方への差し入れ(コーヒー)なども持っていくと喜ばれるので持っていきます。
こうした気遣いをしておくと、ちょっとした修正や要望などとても快く引き受けてくれたりします。
オープン日程は余裕を持って!
オープン日については工事終了と同時にオープン予定にするのはNGです。
工事自体がずれてくる場合があるので、オープン日は余裕を持って設定しましょう。
この期間にはざっくりと以下のような準備が必要です。
①お皿や厨房機器などの準備
②人材集め
③メニュー開発
④広告の打ち合わせ
⑤スタッフトレーニング
と、この時期だからこそやるべきことはたくさんあります。
しっかりしたスケジュールとToDoリストを作成し、一つ一つ確実にこなしていきましょう!
ほかのお酒は飲まなくてよいというほどのビール好き。
クラフトビールについて日々勉強中です!