クラフトビールの方にビールにまつわる情報をお伝えしている当サイト。新宿のビアパブVector Beer Factory (ベクタービアファクトリー)新宿の店長インタビューをお送りしています。ご自身もビール好きと話す、女性店長、西村円花さんにお話を聞いていますが、第3回目となった今回のテーマはお客さんやスタッフとの関わり方について。おしゃれで常々お客さんがあふれている人気店の店長に、接客業の真髄を学びます!
クラフトビール店の、店長ならではのやりがいとは?
前回はクラフトビール店で働くとはどういうことかを教えてもらいました。
詳しくはコチラ
今回はさらに一歩踏み込んで、人との関わりあいについてお伺いします。
スタッフ全員が人気クラフトビール店2店舗を掛け持ち
______前回はこちらのVector Beer Factory 新宿とその近くにあるVector Beer 新宿の2店舗を切り盛りされているというお話を伺いました。スタッフの方も2つのお店で働く形なのでしょうか?
そうですね、スタッフも2つのお店で1つという考えでやってくれているので、2店舗掛け持ちはそんなに大変じゃないです。バイトは10人弱、社員は5人くらいで頑張っていますね。
お店の方向性を決められるのは店長ならでは
______スタッフ全員をまとめるのは大変じゃないですか?
どうなんですかね(笑)。年が近い人も多いのでやりやすいですよ。仕事の話ばかりしていてもダメだと思うので、フランクな会話を心がけています。
どこの飲食店も同じだと思うんですけど、知識を持ってもらって動いてもらうことを目標にしています。ビールや料理のこだわりを1人でも説明できるように落とし込んだり、 新しいメニューは試食してもらってどういう料理なのかを理解してもらっています。あとは楽しく仲良く働いてもらえるのが一番ですね!
______西村さんは長くスタッフとして働いた後に店長になられたわけですが、店長としてのやりがいは感じますか?
お店の方針を決められるのは楽しいですね。2つのお店でそれぞれ住み分けも意識しています。Vector Beer Factory 新宿は、ビールだけじゃなく料理へのこだわりを強くしてメニューに厚みが出るように意識しています。Vector Beer 新宿は居酒屋みたいな感じで誰でも来やすい、ビール初心者にもおすすめのお店にしたいですね。
けれど、それと同時に責任をしっかり持たないといけないのがあるので、そこはやはり大変です。
近すぎず遠すぎず、お客さんとのほどより距離感
______接客ではどのようなことを意識されていますか?
お客様からお声がけをしていただくことは多いので会話が多いお店ですね。それでも近すぎず遠すぎず、ということを意識しています。距離感を大事にしたいといつも思っていますね。1人でゆっくりくつろぎたいなど、お客様のご利用のシーンに合わせた距離感の詰め方は気にしています。
それと、お客様が帰られる際の見送りは忙しくても徹底しているので、そこはこだわっています。やっぱりお客さんに喜んでもらいたい!初めてのお客さんにもお店の雰囲気とビールを気に入っていただけたらうれしいですね。
なるほど、スタッフ、そしてお客さんとの良い関係性が、良いお店の雰囲気につながっているということがよくわかりました。次回はVector Beer Factory 新宿ならではのこだわりについて、お話を伺います。
「Vector Beer Factory 新宿」店舗情報
Vector Beer Factory 新宿
住所:東京都新宿区新宿1-36-7 川本ビル1F
TEL:050-5266-0270
アクセス:東京メトロ丸ノ内線 新宿御苑前駅 徒歩2分・地下鉄各線 新宿三丁目駅 徒歩4分
※店内完全禁煙(貸切での利用のみ喫煙可)
【食べログ】Vector Beer Factory 新宿
〈2019年8月4日現在〉
ほかのお酒は飲まなくてよいというほどのビール好き。
クラフトビールについて日々勉強中です!