クラフトビール好きの方に素敵な情報をお伝えしている当サイト。7回に渡りVector Beer Factory(ベクタービアファクトリー) 新宿のブルワーとして活躍される、木水朋也さんのインタビュー記事を掲載します。このお店は新宿御苑前駅、新宿三丁目駅から歩いてすぐという好立地にあるビアパブ。店内にはビール醸造施設もあり、できたてホヤホヤのビールが飲めるのでビール好きから高い注目を集めています。この人気店のブルワーさんが、どんな想いでビールを造っているのか、などを細かく伺っていこうと思います。第1回の今回は、木水さんがブルワーを志した理由などを語っていただきます。
人気クラフトビール店のブルワーが、ビールの道を志した理由
Vector Beer Factory 新宿は17ものタップ数を誇る人気のクラフトビール店です。17種のビールのうち半分程度は、なんと自社醸造。オリジナルのビールを提供しています。お店について詳しくはコチラ
そのビールを実際に造っているヘッドブルワー、木水朋也さん。彼はどういう経緯でビールのブルワーとなったのでしょう。
お酒に興味を持ったのは、酒蔵のある街で過ごしていた学生時代
______木水さんがビール造りに興味を持ったのはいつ頃でしたか?
大学時代からお酒が好きだったのですが、たまたま大学があったのが広島の西条という日本酒の酒蔵が多い街だったんです。そういうこともあり、その頃からお酒に関係がある仕事に就きたいという思いはありました。大学卒業後、お酒の卸の仕事に就いたのですが営業としてお酒に詳しくなるうちに、お酒を造りたいという気持ちが生まれてきたんです。
オリジナルの味を生み出したい、その想いから求人情報をチェック
______ビールの醸造家として働き始めたのは、こちらのVector Beer Factory 新宿が初めてですか?
いえ、2つ目の会社です。最初は、サンクトガーレンという地ビールのメーカーに就職したんです。そこでビール醸造の基礎を学びました。そうするうちに、段々自分のオリジナルのビールを造りたいという想いが生まれてきてブルワーの求人情報をチェックしました。
オリジナルの味に挑戦できる会社との出会い
そこでVector Beer Factory新宿を運営する、ライナ株式会社と出会ったんです。それが2016年のこと。それからこのお店で醸造をするように。現在は浅草橋にも工場ができ、そちらでもブルワーをやっています。自分のやりたいようにやらせてもらっているので、オリジナルの味に挑戦できる喜びを感じていますね!
ビールを「売る側」から「造る側」への華麗なる転身!そして自分の味を造りたい、と一念発起しての転職と、木水さんは自分の好きなクラフトビールを造るという夢を少しずつ叶えてきたんですね。次回は具体的にどのような流れでビールを造っていくのか、詳しくお話を伺いたいと思います!
「Vector Beer Factory 新宿」店舗情報
Vector Beer Factory 新宿
住所:東京都新宿区新宿1-36-7 川本ビル1F
TEL:050-5266-0270
アクセス:東京メトロ丸ノ内線 新宿御苑前駅 徒歩2分・地下鉄各線 新宿三丁目駅 徒歩4分
※店内完全禁煙(貸切での利用のみ喫煙可)
【食べログ】Vector Beer Factory 新宿
〈2019年8月21日現在〉
ほかのお酒は飲まなくてよいというほどのビール好き。
クラフトビールについて日々勉強中です!