”ビールは農業だ”規格外農作物にも着目、ビール「6 次産業化」推進
熊本地震で被災、熊本発クラフトビールづくりで地域産業活性化、世界へ発信
1. 素材を捨てず、魅力を最大限に生かす
2. ビールによる「6 次産業化」、「ビールラボ」
店舗情報
代表取締役鍛島勇作氏のメッセージ
1. 会社概要
2. 店舗情報

”ビールは農業だ”規格外農作物にも着目、ビール「6 次産業化」推進

ダイヤモンドブルーイングは 2016 年 9 月 1 日の創業以来、「ビールは農業だ」の考えのもと、地元熊本の特産品や農作物などを使ったオリジナルビールの開発から販売まで一貫して手掛けられています。

こうした取り組みが広まり、地域振興を目指す自治体からクラフトビールとのコラボレーションの依頼が増えています。思いがけない作物との組み合わせはメディアからの注目を集めやすいため効果的な PR になり、自治体だけでなく、お菓子メーカーや大手アパレル、さらにバスケットボールチームなど業種を選ばず様々な企業とのコラボレーションも実施されてます。

熊本地震で被災、熊本発クラフトビールづくりで地域産業活性化、世界へ発信

『創業時、小規模飲食店経営からスタートした後、2016 年に熊本地震で被災したことがビール作りのきっかけとなりました。
熊本の阿蘇は、世界中の他の土地と比べても引けを取らないほどの良質な水に恵まれ、雄大な自然があることを再認識し、熊本発のクラフトビールを世界に流通させる』という志を強く持つようになったそうです。

素材を捨てず、魅力を最大限に生かす

熊本には美味しい農産物が沢山ある一方、形や色など様々な理由で廃棄されています。JA や地元農家とタイアップ、廃棄予定の野菜・パン等を用いクラフトビール製造を行われています。
レストラン併設のビールラボで、ビール開発、醸造を行われています。

過去に約 70 種類のビールを作り、特に「ごぼう」「甘草（カンゾウ）」「マルベリー」「すいか」などのフレーバークラフトビールが特徴的で、多数の賞を受賞されてます。国内流通に限らず、イタリア、フランスなど海外輸出も開始、海外にはダイヤモンドブルーイングのファンもいます。1 杯のビールには、人種や言葉の壁を越える力があります。

ビールによる「6 次産業化」、「ビールラボ」

酒税法の変更（５段階に分かれていた税率の一律化）によって、今後 10 年で日本のクラフトビールシェアは10％程度まで伸びると予想されてます。
海外、特にアメリカではクラフトビール市場は急成長し、世界のクラフトビールの約 7 割が缶で流通している実情を踏まえ、ダイヤモンドブルーイングでは缶の製造ラインを持つ自社工場建設を実現するため、資金調達を図られます。
一方、ダイヤモンドブルーイングは小規模タンクを持つ強みがあり、国内の各自治体から地元特産物を利用した特徴あるビールづくりの依頼を受けられています。

コンサルティング活動、製造受託、ビールによる「6 次産業化」など地域産業の活性化にも寄与し、
レシピ開発、原料調達、酵母自社培養、製造工程のデータ化などに IT を上手く活用することによって、事業成長・効率化を進められていきます。

店舗情報

店舗名：WORLD BEER TERMINAL KAEN 下通店
リニューアルオープン予定日：：2022年4月1日（金）（コロナの状況によって、予定日が変更になる可能性）
営業時間：通常と異なる可能性あり

代表取締役鍛島勇作氏のメッセージ

弊社は、「ビールは農業だ」の考えのもと、地元熊本の特産品や農作物を使ったオリジナルビールの開発から販売まで一貫して手掛けています。

現在、地元熊本でブルワリー（醸造所）を併設した 50 席のビアレストラン
「BREWERY KAEN（ブルワリーカエン）」と、購入型クラウドファンディングで目標額の 222%を集めた 130 席の旅艦店「WORLD BEER TERMINAL KAEN（ワールドビアターミナルカエン）」をそれぞれオープンしています。

一方、JA や地元農家とタイアップした「ごぼうビール」、「甘草（カンゾウ）」、「マルベリー」をフレーバーに用いたビール等、50 種類ものクラフトビールを独自に開発し「ビールラボ」としての機能も有しています。既に、国内だけでなく、イタリアやフランスへの輸出も行っており、海外のクラフトビール党からも支持を集めています。

今後は、生産能力の向上はもちろん、AI・IoT を融合させたビール作りを実践し、
「脱・職人」化とともに、ビールを通じた 6 次産業化を目指し、熊本のみならず、日
本各地の地域に対して持続可能な循環型社会を創出していきたいと考えています。