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前回に引き続き、知っているようで知られていない世界各国のビール文化についてご紹介していきたいと思います。第8回は「韓国編」!キムチにサムギョプサル、チーズダッカルビやハットグなど、日本では韓国グルメが大人気ですが、韓国のビール文化についてご存知ない方も多いのではないでしょうか?今回は、そんな知られざる韓国のビール文化をご紹介します!
韓国のビール市場は2社がほぼ独占!
前回は、ビールの生産、消費の両方で世界第1位の座を獲得しているビール大国、中国のビール文化をご紹介しました。
詳しくはコチラ
それでは、早速韓国のビール文化をご紹介したいと思います!
韓国のビール市場は、第1位の「ハイトビール社」と第2位の「OBビール社」がほぼ独占しています。
第1位の「ハイトビール社」からご紹介します。
韓国シェア第1位!「ハイトビール社」
「ハイトビール社」は生ビールの「Hite」やドライビールの「Hite d」、韓国産ビールとしては唯一の黒ビール「Stout」等のビールを販売しています。元々韓国では「OBビール社」が第1位に君臨していましたが、「ハイトビール社」が「Hite」を発売した事をきっかけに第1位の座を奪取したそうです!
現在では惜しくも第2位に転落「OBビール社」
「ハイトビール社」に第1位の座を奪われたものの、第2位の座を譲らずに保ち続けている「OBビール社」。主力商品の生ビールである「Cass Fresh」を中心に、ドライビールの「Cass Light」、カロリー控えめで女性に人気が高い「Cafri」等のビールを販売しています。
基本的に、韓国の一般的な飲食では、両社の代表ビールである「Hite」と「Cass Fresh」の2種類が置かれているそうですよ。
韓国流ビールの楽しみ方を知りたい!
日本で韓国のお酒の中で有名なものと言えば、「眞露」を始めとする「韓国焼酎」ですが、何と韓国では焼酎とビールをミックスして飲む事が定番になっているそう!
焼酎とビールをミックスして飲む!?
「ソジュ」(韓国語で焼酎の意味)と「メクチュ」(韓国語でビールの意味)を合わせて「ソメ」と呼ばれる飲み方で、早く、気持ち良く飲めるため人気を集めているそうです。
ビールと一緒にチキンを楽しむ!
韓国で最も定番の飲み方の一つに「チメ」と言うものがあります。「チキン」と「メクチェ」を合せた造語で、チキンと一緒にビールを飲むという意味です。日本で「一杯やって行く?」という感覚で「チメ ハロ カルレ?」(チメしに行こうか?)と誘って飲みに行くそうですよ!ちなみに、韓国ではフライドチキンが人気で、街中には沢山のフライドチキン店があるそうです。
日本で「とりあえず一杯」というと、大抵ビールを意味していますが、それと同じ位韓国でもビールは定番のお酒として愛されているようです。フライドチキンとビールの組み合わせも美味しそうですし、韓国に訪れたら「チメ」を楽しんでみるのもいいですね!
次回は日本と縁が深い国、台湾のビール文化をご紹介します!
ほかのお酒は飲まなくてよいというほどのビール好き。
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