【ビール通への道⑰】世界各国のビール文化をご紹介!~イギリス編~

ビールに関する様々なトピックスをご紹介している当サイト。「ビール通への道」では、奥深きビールの世界を様々な角度から追究し、皆さんに情報をお届けしています。

ビールには「エール」、「ラガー」、「スタウト」、「ヴァイツェン」など、たくさんのスタイルがあることは有名です。けれど、世界各国でどのようなビールが好まれているかまで、知っている方は少ないのではないでしょうか?そんな知っているようで知らない、世界各国のビール文化をご紹介していきたいと思います!記念すべき第1回は「イギリス編」です!

イギリス発祥のビールのスタイルはいったい何?

クラフトビールでも大人気!「ペールエール」

イギリス発祥の代表的なビールのスタイルは、何と言っても「ペールエール」!イギリス産のホップの枯草、シガーのようななどと表現される控えめな香りと、ほどよい苦味が特徴です。色は黄金色から銅色にかけての中濃色をしています。

麦芽のまろやかさが際立つ!「ブラウンエール」

「ペールエール」よりも色が濃く、ホップの苦味は控えめで、麦芽のまろやかさが際立った「ブラウンエール」は、同じイギリスでもホップの産地から遠いニューカッスルで誕生したスタイルです。ホップの使用量を減らしたことで、ホップの香りや苦味が抑えられ、モルト由来のカラメル香が強調されました。

クリーミーな味わいの人気ビールスタイル「ポーター」

暗い色を持ち、「エール」に分類される「ポーター」。麦芽をブレンドしたクリーミーな味わいとなっています。ロンドンの荷運び人(ポーター)に愛されたことからその名前が付けられました。「ポーター」の中でもアルコール度数の高いものは当初「スタウト・ポーター」と呼ばれていましたが、次第に「スタウト」と分けられるようになりました。

ワインのような色と風味を持った「バーレーワイン」

日本語で「麦のワイン」を意味する「バーレーワイン」は、通常のビールに比べてアルコール度数がかなり高く、7%~14が一般的となっており、フルボディのワインのような褐色をしています。使用される麦芽の量が多く、種類も豊富なため、通常のビールよりも濃厚で複雑な味わいとなっています。

日本とはちょっと違う?イギリス流ビールの楽しみ方

「ぬるめ」のビールを時間をかけて味わう

イギリスのビールの特徴である「エール」。銘柄にもよりますが、日本で親しまれている「ラガー」とは対照的に、一般に10度以上と「ぬるめ」の温度で提供されます。

パブに座り、フィッシュアンドチップスのような軽食とともに1パイントの「エール」を、時間をかけてゆっくりと楽しむのが、イギリス流のビールの楽しみ方だそう。キンキンに冷やしたビールを流し込むように飲む日本とは、飲み方が全くと言ってよい程違います。

ビールによって飲み方を変えてみて!

ビールの味や風味に温度が重要な役割を果たしているということは、以前にも「ビール通への道」でご紹介しました。

詳しくはコチラ

【ビール通への道⑧】ビールをおいしく飲むためには「温度」が重要!
クラフトビールのあらゆる情報をお届けする当サイトでは、「ビール通への道」と題してビールに関する様々な知識をお伝えしています。今回は、普段あまり意識することのない、ビールと「温度」の関係についてご説明いたします。 冷たいこそ正義じゃない! ...

もちろん人によって好みはありますが、一般的にイギリスで親しまれている「エール」のように、喉越しや爽快感よりも、香りや独特の甘みや苦み、コクを楽しむスタイルのビールは、あまり冷やしすぎず、10度以上の「ぬるめ」の温度で飲んだ方が美味しいんです!ビールを飲む時は、そのビールのスタイルなどに注意して、飲むのに最適な状態に管理してあげると、より美味しくビールを飲むことができるんです!

次回はビール大国でおなじみ、ドイツのビール文化をご紹介していきます!

▼参考
『自分でつくる最高のビール』(2016年6月、マイナビ出版)
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