【ビール通への道⑨】ビールに「泡」ができる理由と役割は?おいしさに関係ある?

クラフトビールのあらゆる情報をお届けする当サイトでは、「ビール通への道」と題してビールに関する様々な知識をお伝えしています今回は、ビールのおいしさの一つである、ビールの「泡」についてご説明していきます。

炭酸の含まれている酒は、ビール以外にもスパークリングワインが有名。近年では炭酸入りの日本酒も需要を増やしています。しかし、それらはビールのようには泡立ちませんよね。

なぜビールは泡立つのか? また、「泡」はビールにとってどのような意味があるのか? そこから考えていきましょう。

ビールに「泡」ができる理由、その正体とは?

【ビール通への道①】でもご説明した通り、ビールのおいしさの要素の一つであり、ビールの特長の一つである「泡」。

【ビール通への道①】ビールのおいしさ7大要素、全部知っている?
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この「泡」は、ビールの原料である麦等の穀粒に含まれている「タンパク質」が、ビールの中で「コロイド」というユニークな状態になっていることにより発生します。

この「コロイド」状態は、ビールの表面張力に影響を及ぼし、またビールの「泡」の形成と持続性においても重要な役割を果たしています。

穀物のブレンドによって「泡」の形成を助長

小麦だけでも良い「泡」を造ることはできますが、多くの場合オート麦やライ麦等も入れることで、「泡」の形成を助長しています。ちなみに、そのような理由から、小麦、オート麦、ライ麦等の他の穀類を総称して、「泡立て穀物」と呼ぶこともあります。

「泡」にはビールの味の劣化を防ぐ働きがあった!

実は、「泡」はビールの味や風味にとても重要な役割を持っています。例えば、ビールは空気に触れると酸化してしまい、味や風味が落ちてしまいますが、「泡」が蓋の役割をすることでそれを防いでくれるんです。

また、「泡」はビールの苦み成分を取り込む性質を持っています。そのため、「泡」がないと苦みを強く感じてしまうようになります。

ほかにも、「泡」はビールの口当たりや喉越しにも大きく影響を及ぼします。

泡があると見た目にもおいしそうになりますが、ビジュアルだけでなくビールにの味わいにとっても、泡は非常に大事なものなんです。

ビールグラスで飲むとおいしい理由は、泡にあった!

冷蔵庫から取り出した缶ビールをそのまま飲んでいるという方も多いと思います。しかし、グラスに注ぎ、ビールにとって理想的な「泡」の状態を作り出すことで、ビールのおいしさを引き出すことができるんです!

一般的に、ビールの「泡」の黄金比率は7:3か8:と言われています。グラスに注ぐ際、この黄金比率に注意して注ぐことで、よりおいしくビールを飲むことができるので、少し手間はかかりますが、ぜひ一度お試しください!

 

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