【ビール通への道⑭】ビール瓶が褐色なのはナゼ?ビールの容器を一気に解説!

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ビール好きの方々に、クラフトビールにまつわるあらゆる情報をお届けしている当サイト。ここでは「ビール通への道」と題して、ビールに関する様々な知識をお伝えしています。今回は、ビールの容器に注目してみましょう。
クラフトビールが私たちの元に届けられるまでには、当然ながら容器に保管される必要があります。では、その容器の違いはビールの味や風味にどんな影響を及ぼしているのでしょう?今回はビールの主な容器として知られる、瓶、缶についてご説明していきます!

【樽ビールの特徴】お店だからこそおいしく飲める

樽は、ビールが発明されたごく初期の時代から存在する保管形式です。樽は基本何度も使われるため、洗浄と殺菌をした上で炭酸ガスや窒素ガスなどで加圧してビールを充填します。

生ビールを作るには、専門機器もメンテナンスも必要

また、瓶ビールや缶ビールのように、開けたらすぐに注ぐことはできず、ビールサーバーや炭酸ガスボンベ等の専門機器が必要です。このビールサーバーや炭酸ガスボンベの状態は、ビールの味や風味を大きく左右するので、定期的なメンテナンスが重要となります。

クリーミーな泡のいわゆる「生ビール」を注げますが、家庭では保管が大変ですし、ビールサーバーなどの専用機器も必要!お店だからこそ楽しめる味なんです。

【瓶ビールの特長】保存性と流通のしやすさ

醸造されたビールを瓶の中に充填する方法はさまざまですが、基本的には殺菌処理を施したタイプの瓶ビールが主流となっています。

日本では19世紀後半から瓶ビールが登場したといわれています。瓶ビールは長期保存もでき、輸送もラクということで普及しました。樽のビールよりも手軽に飲むことができるという、メリットもあります。

ビールの瓶が褐色である深い理由とは?

ちなみに、瓶の色が一般的に褐色であるのは、ビールの風味をキープするため。ビールの保存は冷暗所、というのが基本ですが遮光性が高い瓶を用いることで、日光が当たってもある程度耐えうる状況を作っているのです。

【缶ビールの特徴】持ち運びしやすく短時間で冷やせる

製缶技術の発展とともに、缶ビールもビールの保管形式として主流になりました。日本では20世紀の中盤から普及し、大手各社がこぞって缶に入ったビールを作り出すようになりました。瓶ビールよりも歴史が浅いんですね。

瓶ビールにはない、缶ビールの特長とは?

缶ビールは、瓶よりも軽く、割れにくく、瓶ビールより早く冷やすことができることなどから、現在でも高い人気を誇っています。その一方で飲む際に金属が口に当たることからか、金属臭がするという声もあるそう。けれど缶だからといって味が落ちるということはありません。缶ビールもグラスに注いで飲むと、瓶ビール同様によりおいしさを感じることができるはずです。

三者三様、それぞれのビールの味を楽しんで!

見てきたように主なそれぞれの容器によって、メリットもデメリットも存在するので、一概に優劣をつけることは難しいです。お店の生ビールの泡は家ではできないし、瓶、缶、それぞれに魅力があります。それぞれの特徴を理解して、ビールを飲む時間をより楽しんでみてください!

▼参考
たのしいお酒.jp
ランディ・モーシャー『ビール大全』(2017年8月、楽工社)
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