【ビール通への道⑪】ビールをおいしくする「ビールペアリング」を基礎から解説!

この記事は約3分で読めます。

ビール好きの方々に、クラフトビールにまつわるあらゆる情報をお届けしている当サイト。ここでは「ビール通への道」と題して、ビールに関するさまざまな知識をお伝えしてます。今回は、「ビールペアリング」についてご説明します。

ビール初心者も知っておきたい「ビールペアリング」

耳慣れないという方も多いかもしれませんが、簡単に言えば、「ビールペアリング」はビールと食べ物の関係を表現したもの。ビールはもちろん、お酒を飲む際に、食べ物は欠かすことのできないパートナーですよね。ですので、「ビールペアリング」に気をつけることは、ビールをよりおいしく飲むためにとっても重要なことなんです!

ビールがおいしくなる「ペアリング」についてゼロから解説!

「ペアリング」とは、英語の「pairing」に由来する言葉で、「ものを合わせる」という意味。そして、「ビールペアリング」とは「ある食べ物に対して、合いそうなビールを選び、一緒に楽しむ」ことです。

しばしば耳にすることもある「マリアージュ」と同じように思われる方もいるかもしれませんが、実はちょっと違います。「ペアリング」とは「相性のよい組み合わせ」ですが、「マリアージュ」とは、食べ物とお酒が組み合わさることで「新たな味(第三の味)が生まれること」です。

「ペアリング」の基礎はとっても簡単! すぐ挑戦できる

「ワインペアリング」の基礎として有名なのが、「魚には白ワイン、肉には赤ワイン」というもの。これと同じように、「ビールペアリング」にも基礎があります。それは、「味が軽い物には軽いビール、味が濃い物には濃いビール」というもの。この基礎に従えば、たいてい失敗のない「ビールペアリング」ができます。

国、色で考える……「ビールペアリング」を楽しむ方法はさまざま

実は「ビールペアリング」のバリエーションはさまざまです。例えば、以下のようなものがあります。

ビールとそのビールの国の料理を合わせる

ドイツのビールならソーセージ、アメリカのビールならハンバーガー、日本のビールなら肉じゃがなど、そのビールが醸造された国と同じ国の料理を組み合わせる方法。最近中華料理店で「青島ビール」をよく見かけますが、これも「ピールペアリング」の一種と言えます。

ビールの「色」で決める

「ビールペアリング」の基礎は「味の濃さ」でしたが、こちらは「色の濃さ」で料理を決めるという方法です。例えば、色の濃いビールにはチョコレート、色の薄いビールにはフライドポテトといった感じ。

料理の味に合わせてビールを決める!

「ビールペアリング」の基礎と少し似ていますが、やや異なります。例えば、「同じ味」(甘い料理には甘いビール)や「異なる味」(甘い料理と酸味のあるビール)などです。ビールを飲むときの料理も、「ペアリング」を考えながらセレクトすると楽しいですね。

これらの方法以外にも、「ビールペアリング」にはさまざまな方法があります。いろんな方法を試し、自分好みの方法を発見することで、ビールをより楽しむことができるはず。興味を持たれた方は、ぜひ実践してみてくださいね!

タイトルとURLをコピーしました