【ビール通への道⑦】クラフトビールの色ってさまざま!その理由はどうして?

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クラフトビールのあらゆる情報をお届けする当サイトでは、「ビール通への道」と題してビールに関する様々な知識をお伝えしています。今回は、ビールの「色」に注目していきます。
ビール好きの方々は、今までたくさんのビールを飲んでいるかと思います。そこで思い出していただきたいのが、皆さんが飲んだビールの色。

色が違い目で楽しめるのも、クラフトビールの魅力

そう、ビールって、すべてが「黄金色」ではないんですよね。

たとえばクラフトビール店では美しいビールがたくさんあります。ライトで明るい色、ビールの代表とも言える黄金色、コク深そうな琥珀色、そして濃厚そうな黒ビール。クラフトビールはビールを見た目で楽しむことができるのも魅力の一つと言えます。

ビールにいろんな色がある理由は? その違いを生むものとは?

ビールはしばしば「麦酒」と呼ばれますが、その名の通り、ビールの色のイメージは麦と同じ「小麦色」であるという方も多いのではないでしょうか? 確かに「小麦色」のビールは多いですが、実際にはビールの色って黒や茶色であることもしばしば。では、この色の違いっていったい何なのでしょうか?

ビールの「色」に関係がある材料、麦芽

その答えは、ずばりビールの原料の一つである「麦芽」です。実は、「麦芽」の種類が一つではないということは、既に当サイトでもご紹介した通りです。

【ビール通への道⑥】ビールの原料「麦芽」、その種類や特徴を徹底追及!
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簡潔に言えば、「麦芽」の色の違いは、「乾燥」の過程で行われる「焙燥」が原因です。

色の違いは、ビールの味にも影響します!

ビールの色の違いは、見た目だけではなく味にも大きく影響します。例えば、「焙燥」の温度が高く、色の濃いカラメル麦芽やクリスタル麦芽は、プリンの「カラメル」と似た、ほんのりと甘くて苦みの味わいをしています。他にも、色の白いビールは、ビール特有の苦みが控えめで、爽やかな風味をしており、泡持ちがよいという特徴があります、

もちろん、「麦芽」の違いだけがビールの味わいを左右する訳ではありませんし、それがビール造りの奥深い所です。同じ「麦芽」を使っても、製法の違いや配合によって、完成するビールの色や味わいは大きく異なります。

多種多様な色があるクラフトビール、その違いを楽しんで!

現在日本でも流行しているクラフトビール。当サイトでも、クラフトビールを楽しむことがきるお店をご紹介しています。

クラフトビールは、それぞれの醸造家が素材を厳選し、独自の製法でこだわりを持って醸造した唯一無二のビール。そのため、他のビールにはない個性や特徴を持っています。

原料や製法が違うので、味はもちろん、色合いも様々。ですので、これからは味だけではなく、ぜひ色の違いにも注目してみて下さい。きっと、より楽しくビールを味わうことができますよ!

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