クラフトビール好きの方に様々な情報をお届けしている当サイト。12回に渡り、Vector Beer Factory(ベクタービアファクトリー) 新宿のアルバイトとして活躍される、永井千絵さんのインタビュー記事を掲載します。このお店は常時17種類以上のクラフトビールがあり、ビール好きの人気を集めています。バラエティに富んだクラフトビールがあるため、働いているスタッフにはビールに関する様々な知識が求められているそうです。第2回の今回は、永井さんがビールについて詳しく知る機会となった「日本ビール検定」について詳しく伺っていきたいと思います。
「日本ビール検定」とは?
前回は、永井さんがVector Beer Factory 新宿でアルバイトを始めたきっかけについて伺いました。
詳しくはコチラ
今回は、永井さんがビールについて勉強し、Vector Beer Factory 新宿の求人に応募するきっかけとなった「日本ビール検定」について伺います!
歴史や文化等、ビールに関する幅広い分野を検定!
______「日本ビール検定」について詳しく伺ってもよろしいでしょうか?
大丈夫ですよ!「日本ビール検定」は一般社団法人日本ビール文化研究会が主宰している検定で、通称「びあけん」と呼ばれています。受験に当たって特に条件はなく、基本的に満20歳以上であれば誰でも受験できます。ビールに興味があるならば、一度受験してみるのも良いと思いますよ。
______どんな問題が出題されるんですか?
ビールについて、歴史や文化、原料等の様々な分野の問題が出題されます。3級〜1級まであって、私は2級を受験しました。1級を受験するためには、既に2級を取得しているか、2級と1級を併願受験しなければなりません。
就職活動にも役立った!
______いきなり2級ですか!凄いですね。
いえいえ!3級と2級は選択問題だけですし、ちゃんと勉強してある程度知識を身に付ければ普通に受かりますよ(笑)。
______「日本ビール検定」の資格は、アルバイト以外でも役に立つことはありましたか?
役立ちましたね。私は来年で大学院を修了するので、今年は就職活動をしていました。その際、履歴書の資格欄に書くことが出来ましたし、面接で話すネタにもなりました。
______確かに!目を引きそうです。
アルバイトを始めてまだまだ知識不足なことに気づいた
無事に「日本ビール検定」に合格しましたし、当店でアルバイトを始める前はビールに関する知識に自信を持っていました。けれど、アルバイトを始めてみると、すぐに自分の知識が不足していることに気付かされましたね。「日本ビール検定」の出題内容は様々な分野に渡りますが、基本的に基礎の部分になっています。例えば「IPA」なら、『「IPA」とは何か?』程度です。実際には「IPA」はスタイルの一つに過ぎず、「IPA」の中に様々な名称のビールがありますし、それぞれ味や風味が異なります。なので、アルバイトを始めてからも必死に勉強して知識を身に付けていきました。
「日本ビール検定」の存在を今回のインタビューで初めて知りましたが、ビール好きとしてはいつか1級を取得できるよう目指したいですね。2級を取得しても、まだまだビールについて知識が不足していたというお話には、改めてビールの奥深さを認識させられることになりました。次回は永井さんがクラフトビールについて魅力的に感じていることについて伺います!
「Vector Beer Factory 新宿」店舗情報
Vector Beer Factory 新宿
住所:東京都新宿区新宿1-36-7 川本ビル1F
TEL:050-5266-0270
アクセス:東京メトロ丸ノ内線 新宿御苑前駅 徒歩2分・地下鉄各線 新宿三丁目駅 徒歩4分
※店内完全禁煙(貸切での利用のみ喫煙可)
【食べログ】Vector Beer Factory 新宿
〈2019年11月13日現在〉
ほかのお酒は飲まなくてよいというほどのビール好き。
クラフトビールについて日々勉強中です!