【Vector Beer Factory 新宿人気料理紹介5】石井シェフが「自家製パン」を完全解説!

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クラフトビールに関するバラエティ豊富なトピックスをお伝えしている当サイト。6回に渡り、Vector Beer Factory 新宿の人気メニューをご紹介します。このお店は常時17種類以上のクラフトビールをラインナップしている大人気のビアパブ。クラフトビールに相性抜群の絶品料理の数々も好評を博しています。第5回となる今回は、Vector Beer Factory 新宿の定番おつまみ!「自家製パン」を、お店のキッチンを担当している石井さんに実際に作って頂き、詳しいレシピや調理のポイント等を伺いたいと思います!

「自家製パン」調理①生地作り

水ではなく黒ビールを使う事がポイント!

______それでは、よろしくお願いします!

よろしくお願いします。まず生地を作ります。ボウルに薄力粉、塩、グラニュー糖、イースト、バター、黒ビールを入れて混ぜ合わせます。

______一度に入れてしまうんですね。水ではなく、黒ビールを入れる理由は何でしょうか?

黒ビールが味の決め手になるんです。風味の軽いビールではパンチが足りないため、黒ビールのように風味が重く、コクのあるビールを使います。

バターの形が残らないように、全体的にほぐすように生地を混ぜ合わせます。練れば練る程もちもちとした食感になりますが、今回は素朴で歯切れの良い食感に仕上げたいので、あまり練り込まないようにします。

ボウルに叩きつけて生地の発酵を促す!

手に付かない程度に生地が纏まったら、ボウルの中で叩きつけます。こうする事で、イーストが発酵し、澱粉が吸着して馴染んでくるんです。

______段々表面が滑らかになって来ましたね!

表面のざらつきがなくなるまで、繰り返し生地を叩きつけます。綺麗に混ざり切ると、ボウルにもくっつかなくなります。

「自家製パン」調理②一次発酵

2倍以上に膨らむ!

生地が混ざり切ったら、一次発酵に移ります。生地が乾燥しないように、ボウルにラップを掛けて、室温で20分程度寝かせます。2倍以上に膨らみますよ!

寝かせていると、段々生地の温度が上がってきます。

「自家製パン」調理③成形

成形は時間との戦い!

一次発酵が終ったら、生地の成形に移ります。鉄板の上にクッキングペーパーを敷き、その上で生地を6つに切り分けます。成形中にも発酵は進んでいるので、手際良く行う事がポイントです!

6つに切り分けた生地を棒状にします。

3本ずつ纏めて、三つ編みにします。

完成形がコチラ。クラフトビールやパンの原料である「小麦」をイメージしているんですよ。

「自家製パン」調理④二次発酵

焼く前に10分程度、二次発酵を行います。一回り程度大きくなります。

「自家製パン」調理⑤焼き

200度のオーブンで30~40分程度

二次発酵が終ったら、オーブンで焼きます。オーブンは事前に200度に温めておいて下さい。

お好みでホップやモルトを振り掛けて風味を付けます。当店では自家製のホップ塩を振り掛けています。ホップと塩を1対1で配合しています。

30分程度焼いたら完成です!香ばしい風味がお好みであれば、40分程度焼くと良いですよ。

お好みのサイズに切り分けて召し上がって下さい!


「小麦」をイメージしたという形がとってもお洒落ですね!こんがりとした見た目に食欲が掻き立てられます。

次回は塊肉&麦酒BLOCKS 中野店の店長、奥村さんに、「自家製パン」とクラフトビールとのおすすめのペアリングについて伺いたいと思います!

「Vector Beer Factory 新宿」店舗情報

Vector Beer Factory 新宿
住所:東京都新宿区新宿1-36-7 川本ビル1F
TEL:050-5266-0270
アクセス:東京メトロ丸ノ内線 新宿御苑前駅 徒歩2分・地下鉄各線 新宿三丁目駅 徒歩4分
※店内完全禁煙(貸切での利用のみ喫煙可)
【食べログ】Vector Beer Factory 新宿
〈2019年11月13日現在〉

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