東京・浅草橋のクラフトビール醸造所Craft Beer Company(クラフトビールカンパニー)では、ウエディングビールを作ることが出来ます。
二人で仕込み、ラベル貼り、瓶詰めまでを手作業で行うウエディングビールは、結婚記念はもちろん、結婚式の演出、引き出物や内祝いなどにもピッタリ。
今回は、実際に結婚を控えた若いカップルのウエディングビール作りに密着してきました。
初めての共同作業にビールの仕込み!
クラフトビールカンパニーのビール仕込みは、火・木の朝11時(場合によっては10時)からスタートします。
浅草橋駅から徒歩5分程度とアクセスも抜群。
これなら早起きがニガテな人でも参加出来そうですね。
仕込みの際は、洋服が汚れることに配慮し、つなぎを貸してくださいます。
お揃いのつなぎに身を包むだけで、なんとなくテンションアップ!
ほとんどの方がビールの仕込み初体験だと思いますが、ブルワーさんが丁寧に指導してくださるのでご心配なく。
上から材料のモルトを入れる
仕込み作業は、材料であるモルトを入れる人とタンク内を混ぜる人の二手に分かれます。
今回は、男性が材料投入を担当。
ちょうど醸造所の2階部分に位置する場所で、袋を開け、モルトを入れる作業をこなします。
普段あまり気にすることがないビールの原材料に触れ、ブルワーさんから説明を聞くこともできる貴重な機会。
ビールについての理解もより深まります。
下でタンクを混ぜ、投入の合図をする
材料はただ投入すれば良いというものではなく。
下でタンクをかき混ぜる人が、その状態を見ながら合図を送ります。
今回、タンクを混ぜる作業を担当したのは女性。
「お願いします!」の掛け声で上からモルトが投入される様は、まさに「二人の初めての共同作業」。
お二人は息がピッタリで、ビールの仕込みが初めてとは思えないほどでした。
仕込んだビールは1ヶ月後に完成
仕込んだビールの記録用紙には、二人の名前もブルワーの欄に記載することが出来ます。
めいめいが署名すると、より思い出として残りますね。
こちらが表に出ることはありませんが、クラフトビールカンパニーには仕込み記録として残ります。
この日、仕込み体験にかかった所要時間は1時間弱。
結婚を控えた、忙しい二人でも負担なく参加出来る体験だと思いました。
仕込みを終えたビールは、熟練のブルワーたちによって発酵、熟成の過程へと移ります。
ビールが完成するのは約1ヶ月後。
オリジナルラベルで世界にひとつだけのビールに
ビールが完成した1ヶ月後、再び醸造所を訪れ、今度はラベル貼りと瓶詰めの作業をします。
作業場には、仕込みの際に撮影した写真が使われたオリジナルラベルが用意されていました。
ラベルに使う写真や文字入れ、デザインは応相談とのこと。持ち込みでもOKです。
このラベルをひとつひとつ空き瓶に貼ります。
「曲がった!」「コレはうまくできた!」「性格が出るね」なんて、盛り上がるお二人を見ていると、こちらまで幸せな気持ちに。
聞けば、これまでこうした作業を一緒にしたことは無かったそう。
お二人共、お互いの新たな一面が見れたと楽しんでいらっしゃいました。
ビールの瓶詰めまで自分たちで作業
ラベルを貼り終わった瓶には、二人の手で洗浄、消毒、ビールの充填、栓までをします。
ここからが「二人の初めての共同作業」のクライマックス!
洗浄・消毒した瓶に一人がガスとビールを充填し、もう一人が栓をします。
二人で相談し、女性が充填を、男性が栓を担当することになりました。
初体験のお二人は4つの口のうち2つを使ってビールを充填。
ブルワーさんいわく、4つ全てを使うと「息つく間もなく忙しくて大変」なのだそうです。
2つでも片方に気を取られている間に、もうひとつがいっぱいになってきたり、逆に栓待ちのビールが出来たり。
互いの担当作業をサポートし合うことが出来るのも、ウエディングビール作りの醍醐味だなと思います。
ひとつの作業台を挟んで向かい合い、互いの顔を見ながらの作業は、笑いが絶えず、終始楽しい雰囲気のまま終了しました。
この日、1ケース(35本)のビールにかかった作業時間は1時間程度です。
良い記念になった!作ってみて良かった!ウエディングビール
最後に作業中に瓶に付いたビールをまとめて洗い流し、お二人のウエディングビールは完成。
お二人に感想を聞いてみたところ。
「貴重な体験が出来て楽しかった」
「初めての共同作業感がたっぷりで、やってみて良かった」
「お互いの知らない面も発見出来る良い機会だと思う」
と、ステキな笑顔で語ってくださいました。
完成したビールは、結婚式や二次会、仲間内でのウエディングパーティーでの乾杯や、引き出物やお見送りのプチギフトとして、結婚祝いの内祝いとしてと、様々な使い道が想像出来ますね。
「二人で仕込んだビールです」とメッセージを添えれば、忘れられない演出になりそう。
ビールは要冷蔵ですが、ゲストの方が持ち帰る程度なら常温でも問題ないとのこと。
長い間、常温の環境に置いておくと発酵が進んでしまうというのが冷蔵の理由です。
ウエディング以外にも!使い方様々なオリジナル仕込みビール
ウエディングビールは結婚する本人以外、またウエディング以外の用途でも注文出来るそうです。
たとえば、友人や仲間が結婚する二人のために仕込んだビールをプレゼントする、
還暦や定年を迎えるお父さんや上司のために、子供や部下が仕込んだビールをプレゼントするなどでも良いのだとか。
特別なパーティーのために用意するのもオススメです。
オーダーは1ケース(35本)からで、数が多い場合はブルワーさんにサポートをお願いすることも出来るとのこと。
様々な思い出のシーンをオリジナルビールで演出してみてはいかがでしょうか?
【クラフトビールカンパニー ウエディングビール】
クラフトビールカンパニー
住所:東京都台東区浅草橋4-7-3
最低オーダー数:35本~
価格: お問い合わせください。
※ビール35本・仕込み体験・オリジナルラベル代・瓶詰め体験の費用を含みます
※特別なラベルデザイン費用、ギフトボックス、ラッピング代などは別途(ご相談ください)
お申込み・お問い合わせ:https://form.run/@craftbeercompany
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