ビールの中でも有名どころのスタイルをチョイスし、研究を続けていますが今回は前回のお話の続き! IPAがテーマです。実はIPAは「INDHIA PALE ALE」と書きますつまりペールエールの一種なんです。それではIPAについてご紹介していきましょう。
「インディアン」だけど発祥はイギリス
インディア・ペールエールは、極めて強いホップ・アロマと苦味、それに強めのアルコール度数。前回紹介したペールエールよりアルコールが高いということを、覚えておきましょう。色合いは淡いゴールドから濃い銅色の範囲で、モルトの風味も強めというのも特徴的です。
インドは昔、イギリスの統治下だったため18世紀にジョージ・ホジソンという英国人醸造家の考案で作られたと言われています。飲み水を安心して飲めなかったインドに住むイギリス人のために、船で輸送できるようにペールエールを劣化しないように改良。その結果、大量のホップと高アルコール度数のIPAが完成しました。そのため「インディア」といいながらも発祥はイギリスなのです!
しっかり苦味があり、味も濃厚。そして香りも良い濃い味のIPAは日本でも、近年注目度を高めています。
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・日本で市販されているヴァイツェンビールの例
キリン・グランドキリン IPA
https://www.kirin.co.jp/products/list/item/beer/grandkirin_ipa.html
ヤッホーブルーイング・インドの青鬼
http://kizakura.co.jp/ja/prod_data/info.php?type=items3&id=IC000094
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参考
キリンHP https://www.kirin.co.jp/
世界ビール大百科(大修館書店)
ほかのお酒は飲まなくてよいというほどのビール好き。
クラフトビールについて日々勉強中です!