ビールにまつわるさまざまな情報をお伝えしている当サイト。
今回から「ビアパブ開業プロジェクト」と題しまして、クラフトビール好きがビアパブを開くまで、を一挙ご紹介していこうと思います。
いつか自分の店を、という夢を抱えている方はもちろんのこと、まさか自分がそんなビアパブ? という人にもきっと面白い情報のはず!
ということで第1回スタートです。
飲食店を開業するにあたって大事なのが「全体の流れをイメージする」ことです。
イメージがわけばわくほど、開業までが近くなります。ということで、第1回の今回は開業までの流れをご紹介しましょう。
飲食店開業までの流れは?
ではさっそく、ビアパブ開業までの流れをみていきましょう。
①お店のスタイル、業態を決める
当たり前ですけど、これがスゴく大切です。
カフェ(喫茶店)タイプなのか、飲食店(居酒屋、レストラン)なのか それにより営業許可の種類が異なります。
たとえばカフェ(喫茶店)で軽食しか定食しないのならば、必要設備が少なくてすみますが、飲食店は設備をしっかりと用意しないといけません。
その分初期費用がかかってしまいます。
②物件取得
これも当然だけど、物件がないと飲食店はできません! そして物件取得はお金もかかるし、とても難しい!
また経済的な問題以外にも、単純に良い場所がみつからないことの方がほとんど。
1店舗目からいい物件にめぐり合うのはなかなか難しいんです。
本当に良い場所はどこかの企業が抑えてしまっています。
③事業計画を立てる
この事業計画をもとに資金集めを行います。
準備なくいきなり銀行に行っても相手にされないので、まずは自己資金を計画的に貯める必要があります。
何かあれば、各地に支店がある日本政策金融公庫などで相談しましょう。
④コンセプトを決める
お金の準備と同じくらい大事なのがこれ。
どのようなお客様に来ていただいて、どんな風にお店を使ってほしいのかなど、ターゲットとなるお客様をイメージしてコンセプトを創ります。
お店としての集客力を決定する重要なポイントです。
⑤内装業者、デザイナーの選定
店舗のイメージを決める内装業者、デザイナーさんを探すのも店舗開業に向けての大事な作業。
互いに気の合う業者を選びたいですね。
デザインがとてもかっこよくても、現場が使いにくいような仕上がりになることがよくあるので、使い勝手もしっかりイメージしておきましょう。
⑥工事スタート
ちゃんと工事が行われているかチェック。
図面通りにいかない場合があり、随時変更する部分が出てくる場合があります。
もちろん仕方がない場合もありますが、業者によっては勝手に変更してしまうなんてこともありますので、現場に様子を見にいくことも大切!
⑦人材集め
とても重要なところです。
気の合う仲間同士でやるのか、新規募集で集めてくるのか。
もしかしたらそこから考えないといけないかも。くれぐれも一緒に働くこと仲間選びは慎重に!
⑧ビールタップ取り付け
待ち遠しい瞬間! ビアパブやるなら、ここが一番テンションあがるところ!
ビール選定をして、どのようなラインナップにするかはオーナーのセンス.
ビール通のあなたはどんな銘柄を選ぶ?
⑨祝!オープン
さあ、これでついにオープンです!と、一気に見てきましたが、いかがだったでしょう。
ビアパブを開くのは確かに簡単ではありませんが、夢と希望がいっぱいでしたね。
ビアパブ開業プロジェクトでは、これからもっと専門的なこともレクチャーしていきます。
どうかお楽しみに!
ほかのお酒は飲まなくてよいというほどのビール好き。
クラフトビールについて日々勉強中です!