基礎の基礎から学べるクラフトビールのおすすめ本
「クラフトビール」という言葉を聞く機会が増えてきましたが、「IPA」「ペールエール」などの単語を見ても違いがよく分からない……という方もまだまだ多いはず。今回は男性向けにおすすめのクラフトビールの入門書をご紹介します。
クラフトビール超入門+日本と世界の美味しいビール図鑑110(主婦の友社)
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“とにかく簡単に”クラフトビールの知識をつけるならこちら。ビールの醸造方法がマンガで描かれており、お店でも「色で選ぶ」など簡単な方法で頼み方の選択肢が広がる一冊。今、人気が高まっている日本のクラフトビールも77種類も掲載されているのが特徴。大きさもハンディサイズなので、こっそり持ち歩いてビアバーに行く前にチェックできるのもポイント。
教養としてのビール 知的遊戯として楽しむためのガイドブック(ソフトバンククリエイティブ サイエンス・アイ新書)
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一冊だけ読んで最低限の知識をつけたい!ということであればおすすめなのがこちらの本。この一冊でビールの「今」がわかる! とサブタイトルにあるように、ビールの基礎知識が網羅的にまとめられています。しかも、説明が分かりやすいのが特徴で、パンの種類が「クロワッサン」「あんパン」「パリジャン」と分かれているように、ビールのスタイルも「ピルスナー」「スタウト」「IPA」など分かれている……とすっと頭に入ってきやすいまとめ方になっています。ラベルから考える味の想像の仕方なども載っているので、瓶のクラフトビールを買ってみるときの参考になりやすい一冊ですよ。
まんがでわかる ビールが10倍美味しくなる知識(小学館)
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クラフトビールについて知識を入れたいけれど、文章で難しい数字やカタカナが並ぶと挫折してしまって最後まで本を読めない……という方は、マンガで楽しく学ぶのはいかがでしょうか。仕事の後の一杯のために生きている!というビール好きOLで、「好きだけど詳しくない」というところが親近感が湧く主人公。ラガーとエールの違いも知らなかったところから、ビールの世界の奥深さに目覚めていく話で、読みながら自然と知識が増えるという嬉しい一冊です。
発酵野郎!: 世界一のビールを野生酵母でつくる(新潮社)
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ちょっと違う角度からビールに興味を持ってしまう一冊。日本のクラフトビールとしては老舗である、三重県の伊勢角屋麦酒の社長さんが書いた本です。もともと老舗の餅屋だったものを、後から地ビール事業に参入、酵母の研究にハマって博士号まで取得したという熱いストーリーが包み隠さず載っていて、読み物としてすごく面白いです。日本のクラフトビール好きの人にプレゼントしても喜ばれる本ではないでしょうか。
カラー版 ビールの科学 麦芽とホップが生み出す「旨さ」の秘密 (講談社 ブルーバックス)
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もう少し掘り下げてビールのことを知りたい、ちょっとウンチクも語ってみたい……という方や、理系男子にオススメしたいのがこちらの一冊。「ビールの科学」とタイトルに”科学”が入っているだけあって「美味しさの違いはどこから生まれるのか」「人類とビールの歴史」「どうしたら美味しく飲めるのか」などをしっかり掘り下げて書いてあるので、「ビールってそもそも何?」というところから知りたい方は必読です。
クラフトビールの知識が増えると、飲む楽しみが広がる
「面白い」「興味を持った!」というのはより深く知識を得る原動力になりますよね。今回ご紹介した5冊は、それぞれ違う角度からクラフトビールへの知識と興味を深められる本たちです。ぜひクラフビールの世界に足を踏み入れてみてくださいね。
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普段は女性誌のWebをメインに恋愛コラムを執筆。
ソムリエ資格も所持。
お酒全般好きですが、ビールは柑橘系のフルーティーなものが好み。最近は草むしりの後のビールが美味しすぎてハマってます。