この記事でわかること:
- クラフトビールと大手ビールの違い
- 初心者に飲みやすいビアスタイル5選
- 自分の好みに合った選び方のコツ
- おすすめ銘柄6本と購入場所ガイド
「クラフトビールって種類が多すぎて、どれを選べばいいかわからない」「ビールは苦くて得意じゃない…」そんな悩みを持つ初心者の方は多いです。実は、スタイルさえ理解すれば、自分好みの1本が確実に見つかります。この記事では、2026年現在の最新情報をもとに、初心者が失敗しないクラフトビールの選び方を徹底解説します。
クラフトビールとは?大手ビールとの違いを理解しよう
クラフトビールとは、小規模な醸造所(ブルワリー)が少量・手作りで醸造したビールのことです。日本では明確な法的定義はありませんが、一般的に「独立系の小規模醸造所が作るビール」を指します。
大手ビールメーカーが大量生産・コスト最適化を重視するのに対し、クラフトビールは「個性」「多様性」「醸造士の表現」を優先します。使用する原料(ホップの品種・麦芽の種類・副原料)を自由に選べるため、何百種類ものフレーバーが生まれます。
2026年現在、国内のクラフトビール醸造所数は1,000社を超え、コンビニやスーパーでも手軽に入手できるようになりました。価格は1本350〜500円程度が多く、大手ビールより少し高めですが、その分個性豊かな味わいが楽しめます。
初心者に飲みやすいビアスタイル5選

クラフトビールには100種類以上のスタイル(種類)があります。初めての方はまず「苦みが少ない」「香りが華やか」なスタイルから試すと失敗しにくいです。
1. ペールエール(Pale Ale)
フルーティな香りとほどよい苦みのバランスが絶妙で、クラフトビール入門として最も定番のスタイルです。グレープフルーツや柑橘系の香りが特徴で、後味はスッキリとしています。アルコール度数は5〜6%程度。「よなよなエール」(ヤッホー・ブルーイング)がその代表例です。
2. ヴァイツェン(Weizen)
小麦麦芽(ウィート)を使ったドイツ発祥のスタイルで、バナナのような甘い香りとほとんど苦みがない飲みやすさが特徴です。ビールが苦手な方にも好評で、「常陸野ネスト ホワイトエール」などが人気です。
3. ベルジャンホワイト(Belgian White)
コリアンダーシードとオレンジピールを加えた、スパイシーで爽やかなスタイルです。「COEDO 白(しろ)」が有名で、爽やかで軽やかな口あたりが特徴。ビール初心者の女性にも人気があります。
4. フルーツビール(Fruit Beer)
苺・ラズベリー・桃・柚子などの果実を使ったビールで、甘酸っぱいフレーバーが楽しめます。アルコールの苦みが苦手な方でも飲みやすく、クラフトビール専門店でよく見かけます。
5. クラフト系ピルスナー(Pilsner)
日本の大手ビールも「ピルスナースタイル」ですが、クラフト系のピルスナーはホップの使い方にこだわりがあり、より繊細な苦みと香りが楽しめます。ビールに親しみのある方にも飲み比べで違いを感じやすいスタイルです。
好みの味から選ぶクラフトビールの選び方
初心者がクラフトビールを選ぶ際は、「自分が好む飲み物の傾向」から逆算するのが効率的です。
- フルーティな飲み物が好きな方 → ペールエール・ヴァイツェン:柑橘系ジュースが好きな方は、ホップの香りを活かしたペールエールが向いています。
- 甘いカクテル・チューハイが好きな方 → フルーツビール・ベルジャンホワイト:苦みより甘みや酸味を楽しみたい方は、果実を使ったスタイルがぴったりです。
- ワイン・紅茶が好きな方 → セゾン・ヴァイツェン:フルーティで複雑なアロマを楽しめるスタイルが合います。
- コーヒー・チョコが好きな方 → スタウト・ポーター:深みのあるコクが特徴ですが苦みは強め。慣れてから挑戦するのがおすすめです。
アルコール度数の目安:初心者には4〜5%台のものから始めることをおすすめします。クラフトビールの中には8〜12%と高いものもあるため注意が必要です。
また、クラフトビールのラベルには「IBU(苦味単位/International Bitterness Units)」が記載されているものがあります。IBU 20以下は苦みが少なく、IBU 50以上は強い苦みが特徴です。選ぶ際の参考にしてみてください。
初心者におすすめのクラフトビール銘柄6選

数あるクラフトビールの中から、特に初心者に試してほしい6銘柄を厳選しました。
- よなよなエール(ヤッホー・ブルーイング):クラフトビール普及の立役者。グレープフルーツを思わせるホップの香りが特徴のペールエールで、スーパーやコンビニでも手軽に購入できます。
- 常陸野ネストビール ホワイトエール(木内酒造):茨城県の老舗酒造が手がけるクラフトビール。ナツメグ・コリアンダー・オレンジピールを使った複雑な香りで、世界各国でも高い評価を得ています。
- COEDO 白(小江戸ブルワリー):埼玉県川越産の小麦を使用した白ビール。スパイシーで軽やかな口あたりで、食事との相性も抜群です。
- 水曜日のネコ(ヤッホー・ブルーイング):ベルジャンホワイトスタイルで、ゆずをアクセントに加えた和風フレーバー。苦みが少なく、ビールが苦手な方でも飲みやすいと評判です。
- 志賀高原ビール MONTAGNA(玉村本店):長野県・志賀高原産のホップを使ったフレッシュなペールエール。地産地消にこだわる日本らしいクラフトビールの一つです。
- 箕面ビール ゆずヴァイツェン(箕面ブルワリー):大阪・箕面のブルワリーが手がける、柚子を加えたヴァイツェン。フルーティで飲みやすく、クラフトビール専門店で常に人気上位を保っています。
ビアスタイルの詳細については、ビアスタイル完全ガイドもあわせてご参照ください。
クラフトビールはどこで買える?購入方法ガイド
クラフトビールは今や様々な場所で入手できます。目的に合わせた購入先を選びましょう。
- コンビニ・スーパー:「よなよなエール」「常陸野ネストビール」「COEDO」は多くのスーパーやコンビニでも入手可能。まずここから始めるのがおすすめです。
- ビール専門店・タップルーム:地域の醸造所が運営するタップルームや、クラフトビール専門の瓶・缶売りのセレクトショップでは、数十〜数百種類の中から選べます。スタッフに「初心者なのですが」と相談すると好みに合ったものを提案してもらえます。
- ネット通販(飲み比べセット):ヤッホー・ブルーイング公式やAmazon、クラフトビール専門の通販サービスでは飲み比べセットも販売されています。複数のスタイルを少量ずつ試したい方に最適です。
東京でクラフトビールを楽しめるタップルームについては、東京のタップルームおすすめガイドもご覧ください。
まとめ:初心者のクラフトビール入門、まずはここから
この記事のポイントを整理します:
- クラフトビールは小規模醸造所が個性を表現した多様なビール。国内醸造所は1,000社超(2026年現在)
- 初心者には苦みの少ないペールエール・ヴァイツェン・ベルジャンホワイトから始めるのがおすすめ
- 好みの飲み物(フルーティ・甘い・コク系)から逆算して選ぶと失敗が少ない
- IBU(苦味単位)の表示を参考に、まずはIBU 30以下のものから試してみよう
- まずは「よなよなエール」「常陸野ネスト ホワイトエール」「COEDO 白」の3本を飲み比べてみよう
- コンビニ・スーパー・タップルーム・ネット通販で購入可能
クラフトビールの世界は広く、飲み始めるとどんどん新しい発見があります。まずは1本、自分の好みに近いスタイルを選んで試してみてください。
23歳の時に古いビル1棟を飲食ビルにして起業。
ビールが好きすぎてクラフトビール醸造はじめちゃいました。

